2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日のエントリで予告したわかりにくい文章の例として、 今回は、能動態と受動態が混在しているケースを取り上げてみたいと思います。 まず、翻訳をしていて自分がつい書いてしまうわかりにくい文章に、次のようなものがあります。 「メディアがワークスペー…
昨日のエントリは途中までしか書けなかったので、その続きを書きます。 次のような文章でした。 「従業員はこのソリューションを使うことで、チーム内のコミュニケーションやコラボレーションを促進し、作業効率が飛躍的に向上します。」 この文章は、何とな…
文章を読みやすくするには、視点を統一して書く必要があります。 全体的な視点はもちろん、一文の中でも視点が統一されていないと読み手は混乱します。 例えば、次のような文章はどうでしょう。 「従業員はこのソリューションを使うことで、チーム内のコミュ…
文章においてインプットとアウトプットと言えば、読むことと書くことになります。 翻訳の質を高めるにはこの両方を常に意識してトレーニングを積んでいかなくてはなりません。 私は、インプットは日頃からやっていますが、アウトプット、つまり書くことはこ…
一読してわかりやすい文章というのは、メリハリのある文章だと思います。 文章にメリハリをつけるにはどうすればいいか。 その答えは、接続詞と機能語をうまく活用すること、と言えるのではないでしょうか。 「しかし」「一方」「ところが」「したがって」な…
納品した後に自分の訳文を読み直すことは、なかなか勇気のいることだと思います。 上手く訳せている箇所はあるものの、たいてい目に付くのは下手な箇所です。 読んでいて突っかかる、 文末が単調、 修飾関係が不明瞭、 論理が自然に流れていない(全体として…
前回の記事で、文章を書くことを習慣にしなければ、と書いたにもかかわらず、 あれから2週間もブログを書かずじまいでした。 今月は仕事が忙しかったので、ブログに手を回す時間がなかった、と言い訳しておきます。 さて、文章を書くことを習慣にしなければ…
文章力を向上させるには、文章をたくさん書くしかないらしい。 当然といえば当然ですね。 文章を繰り返し書き続けることでしか文章力はつかないと、ある本に書いてありました。 まさに継続は力なりですが、私は疲れやすくて何かを始めてもなかなか継続しない…
翻訳のスピードと一口に言っても、仕事の遅速にはいろいろな要素が絡んできます。 英和翻訳の場合だと、英語を読むスピード、不明点を調べるスピード、的確な日本語を書くスピードなど。 私はなかなか翻訳のスピードが上がりません。 今日も取引先からはっぱ…